むち打ちについて
むち打ちは正式名称『むち打ち症』と言われ、交通事故など首を前後に振られて起こるによる首の損傷の総称です。
受傷原因や発生機序により、筋肉、関節、神経のどのレベルの損傷かをしっかり把握しなければいけません。
それには、医療機関でのレントゲンやMRIにより鑑別が可能です。
引用 日本整形外科学会
当院で多い状態として①頸椎捻挫②神経根損傷③バレ・リュー症候群の3つとなります。
①頸椎捻挫→むち打ち損傷の7割を占めると言われております。首の捻挫、首の筋肉の損傷、靭帯の損傷など。症状としては首や方の痛み、こり感、重だるさ、頭痛など
②神経根損傷→頸椎から伸びている神経の根元が損傷している状態。症状としては、首や肩の痛みに手の痺れ、力が入らないなどの神経症状が合わさって出てくる
③バレ・リュー症候群→神経の中でも自律神経の中の交感神経が損傷している状態。症状としては、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りなどの自律神経症状がメインとなって出てくる
このように、むち打ち損傷といっても様々な分類に分けられます。
この他にも脊髄損傷などの重い損傷もありますが、当院ではあまり見ることがなく、入院レベルの損傷となります。
むち打ちの治療に慣れていないと、損傷分類がうまくわからずに治療して悪化してしまう恐れがあります。
交通事故治療に特化している治療院を選び、しっかりとむち打ちを良くし、後遺症を残さないでください。
宇都宮市屋板町の宇都宮整骨院/鍼灸院では、交通事故のスペシャリストである院長の荒巻が担当しますので、ご安心ください!